5月5日のアワのうた

令和3年5月5日13時から栃木、山梨、東京、大阪、広島×2の有志がアワのうたをうたって舞いました。

アワのうたとは紀元前にヲシデという神代文字によって書かれたホツマツタヱという日本の歴史書に出てくる言霊の歌です。 伊弉諾・伊邪那美の両神は民の心が乱れたと言って、この言霊の歌を歌って日本中を回られました。それにより、民のことばが整い、精神が安定し、五臓六腑が活性化して健康になったそうです。

まさに今の時代に必要な歌なのです。

これは始まりです。次は6月6日、7月7日・・・・それぞれの正午から出来るだけ多くの人とアワ歌を歌い、舞って時を共有したいと思います。どうぞ出来るだけ多くの皆様の参加をよろしくお願いします。

さて、今回の5月5日の6人の有志によるあわのうたの歌と舞。YouTubeに「6人の有志による5月5日アワのうた」と題してアップロードしておりますので、御覧ください。

栃木の方は市貝町から出土し、現在遠いところの方が所有している94.7cmの大太刀直刀に思いを馳せて手に同じ長さの木を持っての舞です。きまってます!!

山梨の方は体調が思わしくないのに、アワ歌を聞いて舞ってくださいました。アワは陰陽、左回転・右回転の渦です。見事に回って踊ってくださいました。

東京の方は後ろの木と一体となって舞ってくださいました。舞い始めると風が吹き木がわさわさと揺れます。それが一緒に踊っているように見えます。また、木の葉がキラキラ光っているのも、まるで喜んでいるかのようです。

大阪の方はやはり男舞、圧倒的な力強さを感じます。祓い清めのかたち。そして最後に印を結んでくださいました。パワー!

広島の男性の方は舞ではなく歌での参加です。大きな声でお腹から一音一音大切に歌ってくださいました。

最後に八雲琴の演奏に合わせて、アワ歌を歌わせていただきました。実は私は歌が大の苦手で、プロフィールに書きましたが、縁があって私の手元に八雲琴がやってきました。ただ弾けばいいと思っていたのですが、まさか歌があるとは思ってもいませんでした。そんな私が歌っているので恥ずかしい限りなのです。

今度は是非あなたの参加をお待ちしております。歌詞や楽譜を準備しておりますので、コメント欄からご連絡ください。

今日も最後まで読んでくださって有難うございました。

旧暦の今日はお正月!

明けましておめでとうございます。

今日は旧暦のお正月。新暦から43日目のお正月です。明治前までの千年以上の間使われてきた日本の暦は日本に合った暦で、日本で生活する以上とても生きやすい生活しやすい、自然と調和した暦となるわけです。

詳しくは以前に書いた旧暦の投稿をご覧ください。

ところで今朝、こんなかわいい写真が送られてきました。

かわいい。牛さんの親子です。

みんなが幸せで楽しく暮らせますように。

今日も最後まで読んでいただき有難うございました。

こっそりいいこと教えます!

こっそりですよ。ここだけの話。。。

先日主人が皮膚科に行ったのです。そこで皮膚科の先生に「クリーム塗っているのにかゆみが止まらないのだ」というと、先生「塗り方が悪いからですよ」

そこで教わった話。クリームを肌に塗る時は皮膚のしわに沿って塗るのだそうです。

私は今まで腕なら、手首からひじにかけて縦に塗っていました。そうではなくて、腕なら横に塗るのだそうです。

それを聞いて、それなら顔も、というわけで顔にクリームを塗る時に一般的に言われている円を描くように塗るのをやめて肌のしわに沿って塗ることにしました。

赤い線に沿って塗ると、、、

何か違うんです。クリームの浸みこみ方が早いような気がするんです。

嘘だと思って試してみてくださいね。

今日も最後まで読んでくださって、有難うございました。

明けましておめでとうございます

2021年の幕開けです。今年はどのような年になるのでしょうか?そして私たちはどのようにこの年を締めくくることができるのでしょうか?

本当の情報を得、周りに振り回されることなく、心穏やかに過ごしたいものです。

ところで、今日は1月3日なのですが、旧暦ではまだ11月20日、旧暦の元旦は2月12日になります。

なぜ旧暦にこだわり始めたかというと、年末に前から気になっていた本棚の整理をしたのです。本を全部本棚から出して、カテゴリ分類し、作家ごとにまとめました。すると「旧暦はくらしの羅針盤」という小林弦彦著の本が出てきたのです。ちょうど私はホツマツタヱの中の暦が理解できなくて旧暦の本を探そうと思っていたところに出てきたので、ラッキーとばかりに読み始めたのですが、いろいろなことがわかってきました。

例えば、「今年は秋だというのにいつまでも暑いな~」などと思った時は旧暦を見てください。旧暦ではまだ7月か8月だったりするのです。

日本人は太陰太陽暦に近い日本独自の暦である天保暦を使っていたのですが、明治5年12月3日に太陰暦から太陽暦に改暦し、この日を明治6年1月1日としました。ここから私たち日本人の生活とカレンダーとのギャップが出てくることになります。

私がいつも悩むのが桃の節句。3月3日に桃の花をお供えしようとしても桃の花は固くつぼみを閉じている状態です。十五夜に薄の穂を飾ろうと思っても穂が出ていなかったりするのです。これらは太陽暦にしたために起こった日本の年中行事とのギャップです。

私は旧暦を遅ればせながら学ぶことによってその本来の生活感を取り戻すために旧暦で生活してみることにしました。それでさっそく昨日書店に行って旧暦カレンダーを買ってきました。下の写真がそれです。レトロな感じが気に入っています。💦月齢と日の出の時間も出ています。このカレンダーをどう使えるかこれから自分なりに考えてみたいと思っています。既に新暦でのお正月は終えてしまいましたが、2月12日もお正月として過ごしてみようと思います。

現在、旧暦の本を読んでいる最中なのでまだ理解が出来ていないのですが、旧暦を知れば農耕はもちろん経済も影響を受けていることがわかってきます。農業、漁業従事者は旧暦を知っているのと知らないでいるのとでは大きな違いが出てきます。ビジネスにおいてもです。

例えばまだ、駆け出しの私が観るには今年は元旦が2月12日ですので、春の到来は1か月半遅れることになります。つまり、風邪をひく期間が長くなる=コロナの蔓延です。ロックダウンの可能性が大きくなります。くれぐれもご注意ください。農耕では暖かくなるのが遅れ、秋になっても暑い日が続くので値崩れが生じる可能性があり、早生種を栽培するのがいいかと想像します。

2020年は4月に太陰暦特有の閏月がありました。次の閏月は2023年2月。今年は2020年ほど大きな変化はなくても、元旦が1か月半遅れていることを念頭に置いて生活することは大切です。

今日も最後まで読んでいただき、有難うございました。

この際、すっぴんはいかが?

コロナ騒ぎが収まりません。いつ収まるかもわかりません。

それなら、どんどん生活様式を変えていくしかありませんね。今の状況で過ごしやすいように変えていきましょう。

その一つがすっぴん。

むり〜って事はないです。私、もうすでに3週間お化粧なしです。マスクも汚れないし、快適です。さすがに眉毛だけは書いていますが・・・汗

確かにお化粧しない時に比べたら、エッという気持ちはありますが、慣れてしまえば元々の自分の顔です。どうせマスクで半分隠れていますし・・・

そもそもファンデーションとかって、かなり肌に負担をかけているそうですよ。

コロナをきっかけにすっぴんで過ごしましょう!みんなですっぴん美人になりましょう!

お化粧にお金と時間をかけるのなら、サプリメントや素肌を綺麗にするパック、安全な食料などにお金と時間をかけた方がよっぽどいいと思いませんか?

今までずっとお化粧してきたので、見慣れたお化粧している顔が当たり前になっているだけです。それをお化粧しない顔を当たり前にするだけです。

では、すっぴんにオススメの美容法は何かと言うと。。。

私のオススメはお湯を飲む事。これは肌だけでなく体全体にいい事なので、ぜひ知っておいていただきたい事です。

皆さんは水分をとっていますか?その水分は身体に吸収される水分か考えた事はありますか?コーヒーやお茶やジュースは身体に吸収されない水分なのです。

身体に吸収される水分とは50度前後の温度の白湯です。私は主人から言われて初めは面倒臭いと思っていたのですが、やらないとうるさいので付き合っていたら、1週間ほどで肌が変わってきました。それで私自身がやめられなくなってしまったのです。

簡単に説明しますと、飲んだ水分は胃を通って肝臓に行きます。肝臓ではまず入ってきたものを40度から50度に温めて分解します。ここが大切なんです。私たちは夏、暑いからと氷の入ったジュースなどを飲みますが、肝臓は必死に冷たいジュースを40度まで上げているのです。肝臓にとっては負担がかかっているんです。とても体力を使うんですね。そこで初めから身体に負担がないように、夏でも40度の白湯を飲むわけです。

冷えひえのジュースを飲んでも喉の乾きが収まらないですよね。これは身体に吸収されていないからです。よくスポーツの選手で水分をとっているのに、冷たいものなので、吸収されず、脱水症状を起こすのを見かけますが、知らないという事は残念な事です。

もうかれこれ5年以上やっていますが、シワがほとんどなくなりました。洗顔後何もつけなくても、ピリピリしたりしません。こんなに安くて効果がある美容法はないです。是非お試しください。

シワが気になる方に特別にもう一つとっておきの美容法を教えますね。

それは蒸しタオルです。温めたタオルを固く絞って顔に当てます。2、3回やると顔のシワが伸びる感覚があります。私は化粧水や美容液を塗ってから蒸しタオルをしていました。過去形なのは、今は美容液を使っていないので、家にないのです。乾燥肌の人は乳液やクリームをつけて蒸しタオルするのもいいです。

やり方はタオルに熱湯をかけ、厚手のゴム手袋をして、しっかり絞ります。タオルを広げて火傷しないくらいに温度を下げてから顔に当てます。火傷しないように気をつけてくださいね。温度設定ができる湯沸かし器なら、70度くらいに設定したお湯を使うといいです。この時も絞っていきなり顔に当てないでくださいね。必ず冷ましてから顔に当ててください。

大和なでしこは綺麗でなくてはいけません。それもお化粧で綺麗にするのではなく、自分の本来持っている美しさで綺麗になりましょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

アンドロメダドリームファンタジー

第6章 

ユアサミヨ前皇帝をはじめとするアンドロメダの民は宇宙船に乗り込み、母船から離れて地上へと降下をはじめた。ユアサミヨ前皇帝が搭乗した船は特別なものだった。その機体、名をヤマト号といった。ヤマト号にはアンドロメダ銀河皇国の統治下にあった星々の民の DNA が保存されていたのである。それは、皇国の慈愛による統治の中心であったユアサミヨ皇帝とともに、皇国船団が最後の力を振り絞って守らなければならないものだったのである。
皇帝となったアンドロメダ・シリウスは母船内の宮殿にある玉座に座り静かに目を閉じ、瞑想に入った。ニギハヤヒ皇子もそれに寄り添い、そっと目を閉じ、精神を集中させた。
母船の外ではクーデター軍が宇宙空間からついに地球の成層圏を突破し、現在の日本国上空へと達した。しかし、戦いで4分の1を失ったとはいっても直径数百キロのアンドロメダの母船である。日本の本州の大半をその船体で覆い、その他の母船が日本国へ着陸するのをカモフラージュしていた。クーデター軍は攻撃を開始した。アンドロメダの母船に対する猛烈な一斉攻撃は、苛烈を極めた。このままでは母船は撃沈されてしまう。これだけの巨大宇宙船が上空から落ちると、日本国へと避難をはじめた他の宇宙船はともかく、眼下に広がる美しい日本の国土も傷つけてしまう。ユアサミヨ前皇帝の語った言葉だったが、母船内に残ったアンドロメダ・シリウス新皇帝とニギハヤヒ皇子の気持ちも同じだった。
「この美しい国土を、皇国のあったアメノホアカリダマと同じ目にあわせてはいけない」
「アンドロメダと同等の美しさをもつこの土地で、母上を中心として新たな皇国を築いてもらおう」


アンドロメダ・シリウスとニギハヤヒはさらに精神を集中させる。それと連動して母船が光り始める。強い光を放ったその直後、アンドロメダの母船は無数の光のシャワーとなって飛び散ったのである。
美しくも悲劇的なその光のシャワーを見たユアサミヨ前皇帝をはじめとするアンドロメダの民はそれを見た瞬間、二人の死を悟ったが、今はそれを悲しんでいる暇は無く、はやくクーデター軍から逃れるための安全な場所へ避難しなければならなかった。その光のシャワーは敵であるクーデター軍にも変化をもたらした。元々皇国の皇位継承者でありながらそれを裏切った第3皇女、第5皇子の二人である。彼女らは母船の最後とその光のシャワーを目にして、全てを悟ったのである。自分たちがクーデター軍に騙されていた事を。自分たちがどんなに愚かな行動をとったかを。
彼女たち二人はこれから残されたアンドロメダの船団がどこへ向かうか知っていた。しかし、それ以上攻撃をすることは止めた。自分たちの間違いに気づいたからである。
ユアサミヨ前皇帝の乗るヤマト号をはじめとしたアンドロメダの生き残りの船団は現在の日本の奈良県、三輪山を目指していた。母船の光のシャワーに守られながら、天理方面から超低空飛行で三輪山の中腹目掛けて航行していた。
しかし、弾幕代わりの光のシャワーの中でも、クーデター軍は攻撃を仕掛けてきた。ヤマト号は、その周囲を8機の宇宙船で固められていたが、一機、また一機と撃ち落されていく。
最後のまでヤマト号を守護した宇宙船が撃墜したのと同時に、ヤマト号は三輪山の中腹に到着。その姿を消したのである。
クーデター軍にいたアンドロメダの第3皇女と第5皇子はその秘密を知っていたがそのことを口に出さなかった。彼女たちはすでにクーデター軍の嘘に気づいていたからだ。最終的にクーデター軍はヤマト号の追跡を諦める。三輪山の中腹で突如消失したので、攻撃に耐え切れず消滅したのだろうと結論づけられたのだ。第3皇女と第5皇子は、地球から離れることとなったが、心を入れ替え、何年かかってもアメノホアカリダマの地に再びアンドロメダ銀河皇国を再興することを誓うのだった。
三輪山で消えたヤマト号は、三輪山の中腹にあ秘密の入り口から山の内部に入り、その地下にある巨大な空間へと避難していた。皇国が健在だった頃、緊急の時に作った秘密基地が全宇宙にいくつかあり、その一つがここ三輪山の地下空間(シェルター)だったのだ。
シェルターにたどり着いたユアサミヨはそこでその不思議な力を発揮する。天理上空から三輪山付近までヤマト号を守り、犠牲となった8機の宇宙船は、シェルター内に瞬間移動し、その宇宙船にそれぞれ乗っていた皇子、皇女とその船員、乗員たちは全員蘇ることが出来た。しかし、残念ながら母船に残った二人を蘇らせることは、出来なかったのである。
ヤマト号が無傷で済んだのは、母船が大破した時、その欠片が、ヤマト号を隠し、反乱軍の攻撃から守ったからである。アンドロメダシリウスとニギハヤヒの乗る母船が、皇国の存続においてもっとも重要なユアサミヨとヤマト号を守るために、その身を犠牲にしたのである。
二人の子どもをはじめとした多数の犠牲者を出したことにユアサミヨは深く傷ついていた。着る者の心を映すと言うその着衣は、薄紅の色へ変化していた。この時の彼女の着衣の色は、遥か時間を経た現在において、三輪山周辺にのみ生息する「狭井」というユリの花の色として残っているのである。
そのヤマト号の乗員が、クシミカタマミギハヤヒ一族の先祖 ( 始祖 ) となるのである。

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第5章 『地球にて』

何とか反乱軍の攻撃をかわして地球に逃れた アンドロメダ銀河 皇国 の宇宙 船団は、かねてから交流があり、地下に秘密基地を建設していた現在の日本国の上空に達した。
宇宙船から日本国の国土を見たユアサミヨ皇帝はその美しさに驚き、
「我がアンドロメダ銀河皇国の在るアメノホアカリダマに勝るとも劣らない美しさである」
と呟いたほどであった。皇帝と行動をともにして遥か彼方のアンドロメダからこの地球までやってきた臣下のものや皇国民たちも、遠く離れてしまった自らの故郷を想いをはせ、静かに涙した。
しかし 、感傷に浸ることが出来たのはほんのつかの間であった。 ここでさらに クーデター 軍の 追撃隊が襲ってきたのである 。 クーデター軍は皇国を裏切った第3皇女、第5皇子を攻撃隊に参加させ、皇国船団に猛烈な攻撃を加えてきた。
アンドロメダ 銀河 を離れた時は数百万機あった 皇国の 大船団も残り数少なくなり、とても戦える状態ではない。 船体の4分の1を失い ボロボロの状態だった母船はこの攻撃に耐えきれ るはずもなく、もはや皇国の命運は風前の灯であった。
しかも、4分の3になったとはいえ、それでも直径数百キロの母船が撃墜されるとなると、眼下に広がる美しい日本の国土をその爆発の衝撃で痛めつけてしまうことになる。
皇帝は、宇宙船団の皇子・皇女たちと宮殿内の臣下のものにその決意をテレパシーで伝えた。
「ここ日本上空で母船を消滅させます」


周囲の人間は驚いた。母船の消滅とは即ちアンドロメダ銀河皇国の皇帝の死と同義なのである。皇国民は皆、必死にユアサミヨ皇帝を説得し、クーデター軍に抵抗することを提案した。しかし、間接的に日本の国土を傷つける結果になることを皇帝は頑なに拒否したのだ。
しかし、皇国の象徴であるユアサミヨ皇帝の死は、遥かアンドロメダ銀河からついてきたアンドロメダ皇国民にとっても心の支えを無くすことになる。それを怖れたアンドロメダ・シリウス皇女をはじめとした皇子、皇女や皇帝の家臣たちはユアサミヨ皇帝から三種の神器を無理やりに奪う。そして
アンドロメダ・シリウス皇女が皇衣をその身に纏い、鉾(三叉槍)をその手に持ち、皇国の紋章を模したペンダントをその胸元につける。宮殿にて簡易的ではあるが皇位継承の儀式を執り行い、アンドロメダ・シリウスが正式に皇帝として即位したのである。
自らの子どもである皇子、皇女や家臣たちに最終的には説得されたものの、ユアサミヨ前皇帝は儀式の間、ずっと号泣していた。自分の身代わりとなり、実の娘であるアンドロメダ・シリウスが母船とともにその命の火を自ら消そうというのである。前皇帝の深い悲しみはその着衣からもうかがい知ることが出来た。皇衣を脱いだ皇帝はその下に現代で言うレオタードの様な衣服を身に纏うが、その色は着用するものの心理状態で変色するのである。喜びの時は青、怒りは赤、哀しみは紫、楽しいときには黄色、という様に。この時の前皇帝の着衣はその哀しみの強さを表すかのように、深く、
物悲しい紫色となって現れていたのである。
皇位継承の儀式の後、ユアサミヨ前皇帝をはじめとした他の皇子・皇女や家臣たちは母船内の宮殿から離れ、それぞれの担当の宇宙船へと移る。宇宙船へ乗り込んだユアサミヨは、その扉の前でうずくまりながら嗚咽を繰り返す。彼女は扉を激しく叩きながら、
「私ではなく、なぜあの子が犠牲にならなければならないのか・・・」
と絶叫した。
母船内の宮殿に一人残った新皇帝のアンドロメダ・シリウスは皇国の民がすべて母船を離れ、地球上へと降下していくのを見届けた後、踵を返して宮殿内の玉座に戻ろうとする。
しかしその刹那、アンドロメダ・シリウスは驚愕する。先の冥王星での大宇宙戦争で瀕死の重態となり、昏睡状態に陥っていたはずのニギハヤヒ皇子がそこに立っていたのだ。
「姉さん、あなたが一人犠牲になることはありません。私の命ももはや長く無いでしょう。ともに皇国と母上を守るため、戦いましょう」
そう語るニギハヤヒ皇子の手をそっと握り締め静かに涙するアンドロメダ・シリウス。気丈な彼女も、たった一人で皇国の命運を託されたことが不安だったのであろう。弟の心遣いにあふれる涙を抑
えることが出来なかった。

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第4章 『アンドロメダからの逃避と冥王星での大戦争』

クーデター軍に追われ、アンドロメダ銀河を離れ地球への避難を始めたユアサミヨ皇帝をはじめとした、アンドロメダ銀河皇国の民。彼らが乗り込んだのは、 直径 600 キロの母船をはじめとした、数百万機の宇宙船団である。一機の宇宙船に約数百人が乗り込み、総勢数億人が宇宙の海原を航行する大移動であった。 
アンドロメダ銀河からはるばる我々の 銀河系 (天の川銀河) に入り、プレアデス星団 ( すばる ) を通過。オリオン、シリウスを通り、我々の住む太陽系にやってきた。
しかし、冥王星を通過しようとした時、反乱軍 ( クーデター軍 ) の追撃を受けてしまう。アンドロメダ銀河皇国の大船団もこれに反撃し、冥王星近辺で大宇宙戦争が発生する事になった。
特にユアサミ ヨ 皇帝の第 13 子であり、3人の皇位継承権を持つものの1人で、クーデター発生時は皇帝と行動をともにしていたアンドロメダ・シリウス皇女の活躍は目を見張るものがあったという。
アンドロメダ銀河皇国の船団はこの 戦いに なんとか勝利し、クーデター軍を退けることに成功した。 しかし、この 大 宇宙戦争で母船はその4分の1が大破し、 アンドロメダ銀河出発時には数百万機あった大船団もそのほとんどを失ってしまったのである。
そしてこの戦いで獅子奮迅の活躍を見せた アンドロメダ・シリウス皇女も 深手をおってしまう。しかしそれより深刻なのが ニギハヤヒ皇子 である。アンドロメダ・シリウスと同じように冥王星での戦いで傷ついた彼 は 、 瀕死の 重態となり、昏睡状態に陥ってしまったのだ 。
多数の犠牲を払いながら、その後、皇国宇宙船団は地球にたどり着く。しかしその後、彼らにさらなる悲劇が待ち構えているとは、誰も知らなかったのである。

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第3章 『クーデター』

アンドロメダ 銀河皇国の女皇、 ユアサミ ヨ皇帝陛下 は 、 その深い慈愛に満ちた統治により、皇国の民から 敬愛の念を持って 「皇国の母」と呼ばれ ていたのは前述したとおりである。
しかし 、 その存在を疎ましく思う勢力も存在し、いつしかそれは反乱軍として皇国とユアサミ ヨ 皇帝の治世を脅かす存在となっていた。
ある時、ついに反乱軍がクーデターを起こす。ユアサミ ヨ 皇帝が、他のアンドロメダ銀河の星々の国へと巡行している隙を狙ったのである。皇帝が留守の間は3人いる皇位継承者のうち、2人が皇国に残り、皇国の守護を任されていた。皇帝の第3子の皇女と、第5子の皇子である。


クーデター軍はその2人に近づき、ユアサミ ヨ 皇帝が皇位継承の取り決めを破棄し、皇帝の座を第 17 子であるニギハヤヒ皇子に譲ろうとしていると囁いたのである。冷静に考えれば荒唐無稽なデタラメな話と分かるはずなのだが、確かに日頃からユアサミ ヨ 皇帝のニギハヤヒ皇子に対する寵愛ぶりは目を見張るものがあった。第3子の皇女と第5子の皇子がユアサミ ヨ 皇帝に猜疑心を持ち、ニギハヤヒ皇子に嫉妬の心を燃やしたのも無理からぬものだったのかもしれない。普段から争いごとの無いアンドロメダ銀河皇国では、人々の間で偽証や嘘偽りが交わされことは殆ど無い。他人を疑う事を知らない皇女と皇子の純粋な心が災いし、ユアサミ ヨ 皇帝へ反旗を翻す結果となったのである。
こ のクーデターにより、無数の皇国民は宇宙をさ迷う流浪の民となった。そしてアンドロメダ銀河から遥か離れた銀河系の星、地球へ向かっての逃避がはじまったのである。

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第2章 『アンドロメダ銀河皇国とユアサミヨ皇帝』

アンドロメダ銀河の中心に存在する天体、アメノホアカリダマ。その緑豊かで広大な大地に 遥か昔、愛の皇国があった 。
深い慈愛による統治を行い、奴隷制度を許さな ず 、生きとし生けるのも全てが喜びに満ちた人生を送る という国。 その名をアンドロメダ銀河皇国といった。
皇国の女皇の名は「ユアサミ ヨ 皇帝」という。彼女はその深い慈愛に満ちた統治により、皇国の民から「皇国の母」と呼ばれ、敬愛の念をもたれていたのである。
皇国の都はその大地のほぼ中央の平野部に位置している。山岳地帯や大海原も広がる世界の中で、もっとも肥沃な土地であり、皇国の民が暮らすのに適しているのである。
その都の中心に、女皇 ・ ユアサミ ヨ 皇帝陛下が住む宮殿がある。この宮殿の外観は日本の古墳時代の建築物に似ている。入母屋作りで屋根の勾配は 45 度。屋根を飾る鰹木、千木があり、まるで日本の神社建築物の様でもある。


この宮殿の中に女皇陛下の他、 76 人の皇子、皇女が暮らしている。宮殿の中において皇子、皇女は完全なる一夫一妻制であり、同じ 76 人の配偶者とももに暮らしている。
そして女皇陛下、 76 人の皇子、皇女とその配偶者の身の回りの世話をする侍従、侍女を合わせると、数百人の人がこの巨大な宮殿で暮らしているのである。
また、 76 本の巨大な塔が宮殿を取り囲む様にそびえ立っている。中心にある宮殿から半径 480 メートル離れた場所にまず 6 本の塔が宮殿を守護するかの様に等間隔で建立されている。そしてその 6 本の塔を線で結んだ円からまたさらに 480 m離れた位置に今度は 8 本の巨大な塔が宮殿を取り囲むように等間隔でそびえ立っているのである。そしてその 8 本の塔を結んだ円からまたさらに 480 m離れた場所に今度は 6 本の塔が…というように、宮殿を中心に 6 本、 8 本、 6 本、 8 本と巨大な塔が幾重にも建築されているのである。この無数の塔のうち、宮殿にもっとも近い最初の 6 本をア・シュール、 2 番目の 8 本をカ・シュールと呼んだ。
3 番目以降はハ・シュール、ナ・シュール、マ・シュール、イ・シュール、キ・シュール、ヒ・シュール、ニ・シュール、ミ・シュール、ウ・シュールと呼ばれている。無数の巨大な塔の数々のうち、ウ・シュールと呼ばれる 6 本の搭が、もっとも外周に位置するのである。
ア・シュールからウ・シュール層まで全部で 11 層、総数にして 76 本もの塔が宮殿を囲んでいるのである。そして宮殿の 76 人の皇子、皇女はそれぞれ担当の塔が決められており、この塔の守護者として宮殿と塔を行き来しているのだ。その 76 人の皇子、皇女の中でもユアサミ ヨ 皇帝に特にその能力を認められた 3 人の男女が、宮殿にもっとも近いア・シュールの 6 本の塔のうち 3 本に配置されているのである。皇帝の第3子である皇女、第 5 子の皇子、第 13 子の皇女がその 3 人で、彼女たちはそれぞれ外務大臣、財務大臣、防衛大臣としての役割を担っていた。 76 人の中から皇位継承権を持つ選ばれし3人として、ユアサミ ヨ 皇帝に次ぐ信頼と尊敬の念を、アンドロメダ銀河皇国の民から集めていたのである。
また、この塔の構造だが、下部はいくつかの物体が螺旋状になって伸びている。最上部は櫓の様になっており、宮殿周辺の皇国民の生活を見守りつつ、外敵の侵入を監視しているである。
宮殿とその周辺の 76 本の塔にはもう1つ秘密がある。
それは、中央の宮殿が単体で巨大な宇宙船として、周辺の塔の 1 つ 1 つが 300 人乗りのロケットへと変形し、アンドロメダ銀河の他の星々を巡航することである。
皇国が存在するアメノホアカリダマから近い、親アンドロメダの星々への巡航の場合は宮殿本体と、ア・シュール、カ・シュールの 14 体のロケットで出発するが、天体から遠く離れた辺境の星々へと向かうときは、宮殿本体とア・シュールからウ・シュールまでの 11 層 76 体のロケットが全て出発したという。 76 体のロケットはその全てが虹の様に様々な色に光輝きながら飛行する。宮殿を守りながら目的地に向かう一大ロケット群は、雄大にして荘厳であり、航路上にある周辺の星の人々はその七色に光輝く巡航を見るたびに、一種の畏敬の念と、自分たちを守護している事に対する感謝、そして癒しの感情を得たと言われている。