みなさま、如何お過ごしですか?
今年のお正月に誰が今のこのような状態を想像していたでしょう?ほんの4か月の間に世の中の状況は大きく変わってしまいました。
輸入食材が少なくなってきた今、少し今までの生活を振り返ってみていただきたいのです。そこで質問です。
買った食材を食べきっていますか?
私は値段ばかり気にしている人を見るといつも疑問に思ってしまいます。買ったのに捨てている食品の値段を考えたらどれだけ無駄をしているかを考えて欲しいのです。
逆に少し高くても今までより少なめに買って新鮮なうちに全部使いきっていれば、それの方が無駄がないように思うのです。栄養的にも栄養価が高いうちに食べられます。安いからとたくさん買って使いきれずに捨てているよりもトータル的には安いのではないかと思います。しかも生産者の人も喜びます。
また、加工された食材ばかり食べている子供は元の形がどんなものかを知らないそうです。それなのでそういう野菜をただの「物」としてとらえてしまっているのは少し寂しいです。生きているものをいただいているということを知ったうえで食べて欲しいです。
これから輸入品が少なくなって、日本人は日本の食材を中心に食べるようになるでしょう。私はこれはある意味とてもいいことだと思っています。なぜならば、昔から身土不二といって、人はその人が生活している土地の物を食べるのが一番いいとされているからです。
また、農耕民族である日本人が狩猟民族の真似をしてお肉を食べても、日本人にはお肉の消化酵素が少ないために、身体にいい影響を与えません。栄養学の先生方がいろいろな説を唱えています。動物性たんぱく質を摂るように進める人もいます。中には「米は炭水化物なので身体に悪い」という考えもあります。本当にそうなのでしょうか?私は疑問に思ってしまいます。
日本は葦原の瑞穂の国(あしはらのみずほのくに)といわれていた古代からお米を大切に食べてきました。神さまにお供えするのもお米です。
マクロビオティックや正食では玄米とみそと梅干で完全食といっています。また、玄米とみそとイワシの干物でも完全食という考えもあります。今の人たちは「これでは栄養が足りない」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。逆に現代は食べ過ぎなのです。
糖分を減らすことは大切です。脂質もそんなに必要ありません。でも、お米を主食とすることは大切です。
★無駄に食品を買わない。
★買うものは出来るだけ身近な産地の物を買う。
★主食はお米、出来れば玄米が日本人には最適。
これを考えてみませんか?なぜ私がここでこのようなことを発言しているのかをこれから少しずつ説明していきたいと思います。
最後まで読んでくださって有難うございました。