明けましておめでとうございます

2021年の幕開けです。今年はどのような年になるのでしょうか?そして私たちはどのようにこの年を締めくくることができるのでしょうか?

本当の情報を得、周りに振り回されることなく、心穏やかに過ごしたいものです。

ところで、今日は1月3日なのですが、旧暦ではまだ11月20日、旧暦の元旦は2月12日になります。

なぜ旧暦にこだわり始めたかというと、年末に前から気になっていた本棚の整理をしたのです。本を全部本棚から出して、カテゴリ分類し、作家ごとにまとめました。すると「旧暦はくらしの羅針盤」という小林弦彦著の本が出てきたのです。ちょうど私はホツマツタヱの中の暦が理解できなくて旧暦の本を探そうと思っていたところに出てきたので、ラッキーとばかりに読み始めたのですが、いろいろなことがわかってきました。

例えば、「今年は秋だというのにいつまでも暑いな~」などと思った時は旧暦を見てください。旧暦ではまだ7月か8月だったりするのです。

日本人は太陰太陽暦に近い日本独自の暦である天保暦を使っていたのですが、明治5年12月3日に太陰暦から太陽暦に改暦し、この日を明治6年1月1日としました。ここから私たち日本人の生活とカレンダーとのギャップが出てくることになります。

私がいつも悩むのが桃の節句。3月3日に桃の花をお供えしようとしても桃の花は固くつぼみを閉じている状態です。十五夜に薄の穂を飾ろうと思っても穂が出ていなかったりするのです。これらは太陽暦にしたために起こった日本の年中行事とのギャップです。

私は旧暦を遅ればせながら学ぶことによってその本来の生活感を取り戻すために旧暦で生活してみることにしました。それでさっそく昨日書店に行って旧暦カレンダーを買ってきました。下の写真がそれです。レトロな感じが気に入っています。💦月齢と日の出の時間も出ています。このカレンダーをどう使えるかこれから自分なりに考えてみたいと思っています。既に新暦でのお正月は終えてしまいましたが、2月12日もお正月として過ごしてみようと思います。

現在、旧暦の本を読んでいる最中なのでまだ理解が出来ていないのですが、旧暦を知れば農耕はもちろん経済も影響を受けていることがわかってきます。農業、漁業従事者は旧暦を知っているのと知らないでいるのとでは大きな違いが出てきます。ビジネスにおいてもです。

例えばまだ、駆け出しの私が観るには今年は元旦が2月12日ですので、春の到来は1か月半遅れることになります。つまり、風邪をひく期間が長くなる=コロナの蔓延です。ロックダウンの可能性が大きくなります。くれぐれもご注意ください。農耕では暖かくなるのが遅れ、秋になっても暑い日が続くので値崩れが生じる可能性があり、早生種を栽培するのがいいかと想像します。

2020年は4月に太陰暦特有の閏月がありました。次の閏月は2023年2月。今年は2020年ほど大きな変化はなくても、元旦が1か月半遅れていることを念頭に置いて生活することは大切です。

今日も最後まで読んでいただき、有難うございました。